2007年7月29日日曜日

「私は弁護士」と不正請求 女性標的 道内相談42件

 札幌市消費者センターは二十七日、女性をターゲットに実在しない弁護士の名前をかたり、通信販売の商品代金が未納として、金をだまし取ろうとした請求者二人の名前を公表した。
 弁護士の名前は「井上合同法律事務所代表弁護人 井上光」と「宮本合同法律事務所代表弁護士 宮本進」。それぞれ住所は東京になっている。同センターが日本弁護士連合会(日弁連)に問い合わせるなどして調べたところ、二人は実在しないことが分かった。
 同センターによると、封書で送られてきた書面には「民事提訴通告書」と書かれ、「通信販売で購入した商品の代金が未納」として、「連絡無き場合は訴訟を開始する」と通知。場合によっては「財産差し押さえをする」などとして、法律事務所への連絡を求めている。いずれの文面も固有名詞を除き、まったく同じだった。
 今のところ実害はないが、札幌市内では二十三日から二十六日までに、二十代の女性を中心に二十六件の相談が同センターに寄せられている。道立消費生活センターにも二十七日現在、札幌のほか、室蘭や北広島、帯広などから十六件の相談があった。
 札幌市消費者センターは「このような書面が来ても絶対に電話しないように」と注意を促している。相談は札幌市消費生活相談室(電)011・728・2121へ。

(北海道新聞より引用)

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